【Exhibition&Performance】ーFREQ 2018 Sound and Music in a dawn of 21 century―

published: 2018-03-23

last modified: 2023-07-25

In 2018/03/29~30, Jo Lab. which I belong now will be held an Event of exhibition+talk+performance “FREQ 2018 Sound and Music in a dawn of 21 century”.

I’ll exhibit my latest work Aphysical Unmodeling Instrument again, in an anechoic room(!).

Also, in 30th, I’ll do a solo performance with my novel electroacoustic instrument “Exidiophone”.

# Overview

Date: 2018/03/29(Thu.)−30(Fri.) 3/29 Exhibition 14:00-18:00 3/30 Exhibition 10:00-20:00 Talk(1) 17:00-18:00 Performance 18:00-20:00 Talk(2) 20:00-

Place: Kyushu University Ohashi Campus Onkyo Tokushu Tou

*Fee Free

Guest: Kaneko Tomotarou、Higa Satoru+Suzueri(Performance)

Exhibiter,Performer: Jo Kazuhiro(Teacher)、Matsuura Tomoya(M1)、Cycaq(M1)、Tanikawa Hotaka(M1)、Yoshimura Fou(Research Student)、Obiya Takeyuki(B4)、Shimizu Hisami(B4)

Contact:[email protected](Jo)

Aphysical Unmodeling Instrument

2017年10月のはならぁと ぷらすでの展示記録

2017年12月のインターカレッジ・ソニックアーツフェスティバル2017での展示記録

Aphysical Unmodeling Instrumentは、Whirlwindという抽象的な物理モデリング音源を物理的に再実装する作品である。

物理モデリング音源とは実際の楽器の音色をコンピュータ上で楽器の挙動をシミュレートすることで再現しようとするものであり、Whirlwindはその研究過程で90年代に開発された、トランペット、フルート。クラリネットを合体させたような音源だ。

本作品はWhirlwindの各計算要素を物理的要素で―例えば遅延を音波伝播の遅延で、共鳴をヘルムホルツ共鳴器で―置き換えて再実装する。音におけるデジタルの概念をモデルの構築という作業から捉え直す試み。

Exidiophone

自作電子音響楽器“Exidiophone”を用いたサウンドパフォーマンス。Exidiophoneはマイクロフォンをスピーカーに近づけると音が出るハウリングという現象を逆転的に楽器の主要素として扱う楽器である。

Idiophoneとは体鳴楽器という楽器の分類法の一つで、ドラムのような膜鳴楽器やピアノのような弦鳴楽器ではなく、シンバルやマリンバのように「物それ自体が鳴る」という意味から来た名前だ。

スピーカーとはSpeaker、つまり喋る人のことで、人の代わりに大きな声を出したり、録音された声を喋ることで情報を再生するものとして作られている。マイクロフォンはMicro=小さなphone=音、つまり小さな音を拾い上げて拡大する、元々の聴診器などでの役割からきた言葉だ。仮にスピーカーやマイクが今ある音、音楽を全て再生/録音できるとして、それらの領域を塗りつぶしてなおスピーカーとマイクでしか出せない音の領域が残っているはずだ。

それは記録/再生でない「スピーカー/マイクそれ自身が鳴らす音」である。“Ex"idiophoneは「物それ自体が鳴る」Idiophoneの概念を、そして既存の電子楽器の考え方をも拡張する。


「Aphysical~」は既に二回展示しているとおり別に無響室スペシフィックな作品でもないのですが同じ差k品だけど展示環境に合わせてどんどん形態を変えていくように作っているのでひとつエクストリームな環境で試せるのはよかったです(単に学校に展示向けの部屋が無いみたいな話もあるんですが)。

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