NovoNotesより発売されている、音楽制作ソフトウェア向け、空間音響デザインのためのパンナー、アンビソニック・デコーダー/エンコーダー、フォーマットコンバータープラグイン「3DX」の開発に参加しました。
松浦は信号処理部分の実装を中心にC++でのプログラミングを行いました。
client: Novonotes MAGNETICA studio
本日NovoNotesブランドから発売されましたマルチチャンネルパンナー/アンビソニック/バイノーラルプロセッサー"3DX"のDSP部分中心に開発に関わりまして、ゴリゴリコードを書きました。22.2chもいけるぞ https://t.co/f0vDHupEAN pic.twitter.com/3uYVzqdYW8
— Tomoya Matsuura 松浦知也 (@tomoya_nonymous) December 20, 2020
また、制作過程で同時に開発した、高速に球面調和関数を計算(=アンビソニックをエンコード/デコード)するためのC++ヘッダーライブラリをOSSとして公開しています。
https://github.com/magnetica-studio/efficient-spherical-harmonic-evaluation
本ライブラリは、アルゴリズム自体はすでに提案されているものを用いていますが、元のライブラリではC言語でC言語ソースを出力するメタプログラミングを用いて実装されていたものを、C++のコンパイル時計算を用いて記述したものになります。